和名:マクラギヤスデ
学名:Niponia nodulosa
大きさ:15〜20 mm
採集できる季節: 〜 月
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟裏で採集されました。
説明:カシ、シイの林床(りんしょう)に多くみつかり、ゆっくりと動いています。背板(はいばん)と背板の間にすきまがあり、線路(せんろ)の枕木(まくらぎ)に似ていることからちなんで名付けられました。倒木の樹皮(じゅひ)の内側に集団で生活していたり、腐葉土(ふようど)の中にいたりしますので、ツルグレン装置でも捕まえる事ができます。

関東地方以南の平地に普通種としてみつかります。本州(関東以南)、九州(きゅうしゅう)、南西諸島(なんせいしょとう)などでみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 白がまじったような、くすんだ茶色。
  • 通常20胴節です。
  • 背板(せばん)は中央が高くなっているが、全体に扁平。
  • 背面には小さなコブがあり、細かな毛が生えている。
  • ヤスデの仲間は、各胴節から2対の脚がでています。
さんこうに

した本

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館

日本産土壌動物検索図説 東海大学出版会

改訂校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 全国農村教育協会